【映画感想】『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』松田刑事かっこよすぎる……!
現在公開中の「名探偵コナン」の劇場版25作目です。2022年製作、上映時間110分。
あらすじ
ハロウィンシーズンの渋谷。コナン達が見守る中、警視庁の佐藤刑事と高木刑事の結婚式が執り行われていた。そこへ突然、暴漢が乱入して佐藤刑事へ向けて銃を発砲。彼女を庇った高木刑事が負傷してしまう。佐藤刑事には、かつて想いを寄せていた松田刑事が殉職した際に見えた「死神のイメージ」が高木刑事に重なって見えていた。
時を同じくして、公安警察の安室透(降谷零)は、かつて同期である松田刑事を殉職させた犯人を追い詰めていた。しかし、そこへ現れた謎の人物によって、安室は首輪型の爆弾をはめられてしまい……。
感想
以下、結末に触れない程度のネタバレがあります。鑑賞前の方はご注意ください。
めちゃくちゃ面白かったです!推理よりもアクションメインなのは相変わらずですが、コナン映画はそういうもの。むしろコナン君の人間離れしたアクションがないと寂しいですね。
前半から高木刑事が撃たれたり、哀ちゃんが車に轢かれそうになるところを小五郎のおっちゃんが助けたり、歴代トップクラスのスリルがあります。
敵が国際指名手配中の謎の爆弾魔という設定も、劇場版らしいスケールの大きさでよかったです。
あの安室さんも首に爆弾をつけられて絶体絶命なわけですが、本人は玉座でワインを楽しんでいて笑いました。安室さんらしい。
今回のキーパーソンは松田刑事。彼が登場する『揺れる警視庁』や『警察学校編』は予習しなかったのですが、本編の中できちんと説明があるので助かりました。
それにしても、松田刑事がハードボイルドでかっこよすぎます。最期にあんなメール送られたら佐藤刑事が忘れられないのも無理ないよなあ。殉職しているのが本当に惜しいです。
すでに殉職しているキャラクターを、ごく自然な流れでストーリーに絡めていたのも素晴らしかったです。時系列がいったりきたりしても、ストーリーはきちんとまとまっていました。
本作品を鑑賞した後、すぐに『揺れる警視庁』も観ましたよ!遺された佐藤刑事の想い、そして高木刑事の優しさにも感動しました。次は『警察学校編』も観て、もう一度劇場に行こうかな。
個人的評価
星4 ★★★★☆